Bukit Tabur 22009/06/13 18:30

崖を登る
で、この山をなめてはいけません。頂上にあがってからの縦走が大変です。尾根の幅は1.5mぐらいでしょうか。切り立った崖の上を歩きます。左も右も数10メートルの落差があります。いや、もっとあります。木がなかったら、とても立っていられない怖さだと思います。さらに、ほとんど垂直に近い崖を降りたり登ったりします。
じっと自分の足下を見て、両手と両足のうち3つを必ず岩につけておきながら、片足を前へ出すのです。
水曜スペシャルのロケにちょうどいい場所だと思いました。(といっても、このネタはわからないか。)
いやぁ、マレーシアで初めてのアウトドアはすごい場所からはじまりました。
ちなみに、往復で4時間弱の行程です。登山というよりはハイキングの方が正しいでしょう。ヘイズがなければすばらしい長めでしたでしょうし、自然のジャックフルーツやランブータンもみられます。こちらにお越しの際には、ちょっと登山をしてみるのもいいのでは無いでしょうか。どうか、キャラバンシューズをお忘れなく。

Bukit Tabur2009/06/13 18:44

KLno
ブキッで丘という意味です。ですから、ブキッ・タブールでタブール丘ということになりますが、丘というよりは山です。そんなに標高は高くないのですが、登りに行きました。
場所はクアラルンプルの北東側のすぐ外側にあたります。切り立った岩山が次々と並んでいるのが特徴です。登りはじめは午前6時30分、前夜の早朝に及ぶ飲み会にもめげず、足を踏み出しました。登ること30分、クアラルンプルの絶景が目の前に広がる........はずだったのですが、写真のとおりです。「ヘイズ」と呼ばれていますが、いわゆる公害みたいなもので、空気中に浮遊している微粒子のおかげで、このところクアラルンプルの大気環境は最悪です。朝から小雨だったので、洗い流されているのではと思っていましたが、全然だめでした。西日本の方ならば、最近の黄砂の日といえばだいたい想像がつくでしょう。
天気は曇りでしたので、日差しが無く、とてもよい登山日和です。景色の悪さに落胆しながらも先を目指します。

Bukit Taburについては、http://www.endemicguides.com/Tabur_hill.htmを参照してください。

つづく
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