Kong Xi Fa Cai2011/02/03 22:02

Kong Xi Fa Cai di Mid Valley Mega Mall
あけましておめでとうございます。 というのも,今日は中国正月「Tahun Baru Cina」です。街中が,いや国中が赤色に染まっています。そして,みかんの山山山。中国正月のテーマは富と繁栄です。中国人の底力を感じさせられます。

Kampung Orang Asli2011/02/05 22:42

Tanjung Sepat(セパット岬)というところの漁村が雰囲気が良くて楽しいということで,最近ブレイクしているみたいです。そこで,KLIA(KL空港)の南側のこの街へ行ってみました。が,中国正月なので,中華系がほとんどのこの街はほとんどの店が閉まっていました。
田舎道を車でうろついていると,Jambu Madu(蜂蜜グアバ:赤いグアバでほのかに甘い)の看板を発見。その路地に入ってみると,Awieさんの工房で,たくさんの木のクラフトが展示してありました。

Rumah Awie 1

Awie Alimさんはオランアスリ(マレーシアの原住民族)でグアバを育てるかたわら,木のクラフトをつくっています。

Kraf Awie

突然,現れた私たちにもかかわらず,大歓迎していただきました。家の周りの果樹を見せていただいたり,Jambuやヤシの実をごちそうになったり,楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

Pokok Jambu
Jambuの木です。今はシーズンではないそうで,花が終わった後で,40日後くらいから収穫が出来るそうです。Jambuには種はないので,刺し木で株をふやすそうです。

パパイヤ
これはパパイヤ。

家のまわりはきれいな花がたくさんありました。
Bunga raya

花
また,訪ねてみたいです。

Tg. Sepatへ
たぶんバスがあると思いますが,どうやって行けば良いのか分かりません。
ここがTanjung Sepatです。Awieさんの工房は,国道の山側を入った所です。

修了式2011/02/10 22:17


修了式

今日はRPKJ(マラヤ大学日本留学特別コース)の第28期生の修了式でした。約120名の学生がAAJでの全課程を修了し,日本の国立大学に留学をします。その門出の日です。
日本の卒業式とは違って,フォーマルながらも非常に明るい雰囲気で,時には笑いもこぼれながら式が進みました。
この後,修了生はBTNというマレーシア人としての常識や誇りを学ぶコースを受講することになります。もう私たちとは関わりがなくなって,今度はJPAというマレーシアの政府機関の指導のもと渡日準備に入ります。
出発は3月の後半です。
まだ,文部科学省から,留学先の大学名の公表はありませんが,マレーシアの代表としてのプライドと,高い好奇心を持ってにほんへ行ってほしいです。

Dancing Fish2011/02/11 23:24

Dancing Fish
マレーシアの中華系食堂では,魚のディープフライ,いわゆるかりかり唐揚げがおいしいです。今日はすばらしい唐揚げに出会いました。その店の名もDancing Fish。まさに,踊っている魚の唐揚げは,骨までかりかりで,とてもおいしかったです。

場所,Bangsar Shopping Villege

夕日2011/02/11 23:26

日の入り
久しぶりにきれいな夕日でした。日本人会の屋上から,ミッドバレーを望む方向です。

最後の授業2011/02/25 19:49

最後の授業
実は,この3月で日本に帰国することになりました。このブログも後しばらくでマレーシア編が終わりになります。

さて,今日でAAJ1年生の授業が終わりです。来週は期末試験になります。ですから,私にとってもAAJでの最後の授業になりました。

授業が終わった後,学生たちと教室の外で記念写真を撮りました。日本語がつたなかった1年生も,半年たち,日本語で物理の授業を理解できるようになりました。少しずつ,物理的な物の見方も身についてきています。この後は,新しく赴任される先生にバトンをわたすことにします。

そして,学生が帰った後,教室に教材を片付けにかえって,びっくりしました。ホワイトボードに,「先生,本当にありがとうございました。また会える日まで」と書いてあったのです。思わぬプレゼントに,この2年間を思い返すことができました。

このブログは帰国まで続きます。もう少し,紹介をせねばならぬことがあります。あとしばらくお付き合いください。

ランカウイ島のマングローブツアー2011/02/26 20:11


マングローブ1
1月程前になりますが,ランカウイに行きました。今回で2回目でしたので,名物のマングローブツアーに参加しました。

マングローブツアーは,ランカウイ島の北東部のKILIM地区の船着き場から出発します。事前に予約をすると,ホテルまでタクシーが迎えに来てくれます。直接Kg. KILIMのジェッティーまで行ってもいいですが,そうするとボート一艘貸し切りで,1時間RM200,2時間RM300,3時間RM400,4時間RM450です。写真のようなボートに乗って行きます。でも,ツアーに参加した方が良いです。日本人が主催しているツアーは,地球の歩き方などにも紹介されていて有名ですが,私はDev's Adventure Toursが主催するツアーに参加しました。大人一人がRM180で,ホテルへの送迎,昼食などついていて,ガイドさんも同行してくれます。
ランカウイの観光地では,様々な人たちがボートトリップについて勧誘して来て,一様にこのツアーより安い金額で参加できます。しかし,Dev's Touresは内容もガイドも最高でした。

マングローブ2
ガイドはSelvaさん。Nature Tripに力を入れておられる方で,知識も豊富です。まず,バッドケイブ,コウモリの洞窟を訪れます。この地区は石灰岩で出来ていて,地質時代からの地殻変動について詳しく解説をしてもらえます。さらに,この洞窟の先には,木道が整備されていて,マングローブの森を散策できます。その中で,マングローブの生態や,他の植物の特徴について解説があります。他のツアーがどんどん追い越して行く中,ゆっくりと詳しく説明され,さらに質問にも十分に答えていただけました。

マングローブ3

再びボートに戻って進んで行くと,蛇に出会いました。この日は2カ所で違う蛇を見ることが出来ました。
マングローブ4
きれいなマングローブの森です。ユネスコが重要な自然保護地区として指定しているそうです。
マングローブ5
森を抜けると,ボートは速度を上げ,島の間をびゅんびゅん進みます。そして,この先の誰もいないビーチで,しばらくの海水浴です。これも他のツアーには含まれていません。

マングローブ6

イーグルです。たくさんのイーグルが集まっているところがあります。他のツアーでは,パンを投げてイーグルを呼び寄せますが,このツアーでは生態系を壊してしまうので,イーグルフィーディングはしないポリシーだそうですガイドのSelvaさんは,道中に出会うプラスティックゴミをきちんと回収して,自然をとても大切にされている方でした。

マングローブ7

食事は水上レストランで。焼き飯とトムヤムスープとジュースです。子供たちは小さくて無料で参加しているのに,きちんと一人分の食事を出してくれました。

はじめは小さい子供がいるので心配していましたが,事前の「このツアーはどの年齢層の参加者もそれぞれの観点で楽しむことができます。心配要りません。」の言葉どおり,大満足のツアーでした。
ただ,全行程英語での解説になりますので,英会話の必要はあります。片言でも大丈夫ですが。同じボートで参加した他のグループの中にも小さな子供がいて,結構仲良くなれました。

参考
Dev's Nature Toursのページ   http://www.langkawi-nature.com/
Selvaさんのホームページ http://www.selvalangkawi.com

結局、現地調達できなかった物2011/02/27 23:44

マレーシアでの生活がそろそろ終わりに近づいていますが、この2年間を振り返って、結局手に入れることができなかった生活用品がいくつかあります。ありそうで、どの店にも売ってないのです。

1 揚げ油を入れておくオイルポット
(マレーシアでは、揚げ油は1回ずつ、なんと流しに流してしまうそうです。だから、揚げ油を濾して保存しておくという考え方がないのだと思います。)

2 ヘッドの小さい歯ブラシ
(マレーシアの歯ブラシは、たとえ日本のブランドの物であっても、ヘッドがとても大きいです。日本では小さいほうが歯の様々な場所まで磨けるので良いと言われていますが……)

3 パンツやズボンの紐通し
(どこを探しても無いんです。マレーシアのほとんどの服は、ゴムが縫い込んであります。ゴムが伸びたら捨てるのかもしれません。)

たいていの生活用品はこちらで手に入ります。特に韓国のスーパーに行くと、日本独特の品物もそろっています。日本人会の売店や、ダイソー、ジャスコもありますので、しんぱいいりません。
ただ、ずっと感じていましたが、フライパンや鍋類の値段がとても高いですね。どんなローカルの安いフライパンでも、1000円に相当するような価格以上です。

もし、こちらにご駐在の方で、いやそうではないという部分がありましたら、ぜひ教えてください。

Hari Keraf Kebangsaan2011/02/28 00:53


HKK1
KLの中心部,KLCC近くにクラフトコンプレックスという施設が合って,マレーシアの民芸品を展示したり,売ったりしています。ここで,National Craft Dayというイベントが開かれているので行ってきました。
大規模なイベントで,施設内は仮設の単とがびっしり,人も大勢集まっていました。マレーシアのありとあらゆる州や地域より,民芸品をつくる職人,小売りする業者,公の機関が一同に会しています。上の写真は,伝統的な影絵,ワヤンクリを作っている職人さんのブースです。
そして,

HKK2
我らがブンブン村からも,何人か参加していました。私を覚えている人もいて,挨拶も交わすことが出来ました。こんど,3月5日のお祭りの情報の教えていただきました。

HKK3
木工品,伝統織物,紙細工(ワヤンクリ,マレー凧など),鈴製品(ピューター),伝統楽器(ガムラン,サペなど),バティック,ソンケット,オランアスリの工芸品など,あらゆる物が売られていて,見て回るだけでも楽しかったです。


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