Temerloh2011/03/19 20:34


Ikan Patin
帰国間際になりましたが,マレーの友人に誘われて,マレー半島の内陸部,テメルローで開かれた結婚披露宴に行ってきました。テメルローはイカン・パティンという川魚の料理が有名な町で,なんとドリアンの風味のソースで仕上げてあります。結婚式の料理でも出されましたが,白ご飯(ナシプテ)の上に,黄色のソースで仕上げられたイカンパティンをのせて食べます(もちろん,基本的には右手で食べます。)確かにドリアンの香りがします。そして辛いです。でも,ふっくらとした白身の魚で,非常においしかったです。(本当は,結婚式の後,専門店に食べに行く予定でしたが,お腹が一杯になってしまって,中止しました。)写真は,噴水の中央に建てられていたイカンパティンのブロンズ像です。
さて,結婚式が開かれた家ですが,カンポンの一軒家で,庭にはたくさんの木がありました。

Durian
これ,ドリアンの木です。そして見えているのはドリアンの花のつぼみです。私も初めて見ました。ちなみに,ドリアンはマレーシア原産の果物で,ドリとは「とげ」の意味のマレー語です。

Manggis

これはマンゴスチンの木です。こちらではマンギスと呼びます。ドリアンの葉と似ていますね。このお宅には果物の王様と女王様が植えられているんですね。

Kerapa
これはクラパ(ココナッツ)の木です。これは有名ですね。たくさんの実がついていました。


Temerloh 2
テメルローには大きな川が流れています。パハン川です。

Temerloh 1
橋の先に見えるのは魚料理を食べさせるレストランです。地球の歩き方にはのっていませんが,ゆっくり訪れてみるのもいいかもしれません。

Temerloh 3
これは市内の写真です。ホテルや宿泊施設もたくさんあります。

行き方
KL市内から高速バスで2時間程度です。高速道路E8(Karak, Kuantan Highway)のTemerlohインターチェンジを降りて車で15分です。

Ari Muyang di Kg Sg. Bumbun2011/03/14 01:29

3月5日のことですが,ぶんぶん村では正月祭りにあたるアリ・ムヤンでした。そのお祭りを訪れました。

祭壇
村の広場には大きな祭壇ができ,神様が祭られています。

料理
別の軒下には料理も並べられました。

クラフト
天井にはもちろん,たくさんのクラフトが飾られています。

音楽
お祈りと清めの儀式が終わると,いよいよ音楽が流れ始めます。

踊り入場
そして,女の子たちの踊りが始まりました。輪になったり,列になったり,向かい合ったり,いろいろな形で踊ります。そうしていると,

おじいさん
おじいさんの面をかぶった男の人が,歌いながら踊りに入ってきました。すこし,ひょうきんな感じの踊りです。

この後,料理におよばれして,クラフトをいくつかいただきました。この日,バリ島ではニュピ(バリの正月)です。バリでは一切の外出を禁ずるそうですが,ぶんぶん村ではとても明るいお正月でした。

行き方
ぶんぶん村はクランの南側のチャーレー島という所にあります。車がないと行くことができません。
Ari Muyangは中国正月の1月後だそうです。

Taman Negara Gunun Mulu2011/03/08 21:27


mulu


マレーシア最後の旅行は,子供たちのリクエストでサラワクのムル山国立公園にしました。やっぱりムルはいいですね。自然がいっぱいで,わくわくします。ムルで出会った生き物を紹介します。上の写真の虫はたくさん見つけました。真っ赤です。

Mulu 1
カナブン

Mulu 2
これはきれいですが,さわるとかゆくなるそうです。

Mulu 3
ナナフシ.....どこにいるか分かりますか?

Mulu 4
きれいなトンボ

Mulu 5
おっと,これはようこそ

MUlu 6
クモ

Mulu 7

Mulu 8
ちょうちょ

Mulu 9
ミノムシ

Mulu 10
みどりのデンデンムシ

Mulu 11
カミキリムシ



Hari Keraf Kebangsaan2011/02/28 00:53


HKK1
KLの中心部,KLCC近くにクラフトコンプレックスという施設が合って,マレーシアの民芸品を展示したり,売ったりしています。ここで,National Craft Dayというイベントが開かれているので行ってきました。
大規模なイベントで,施設内は仮設の単とがびっしり,人も大勢集まっていました。マレーシアのありとあらゆる州や地域より,民芸品をつくる職人,小売りする業者,公の機関が一同に会しています。上の写真は,伝統的な影絵,ワヤンクリを作っている職人さんのブースです。
そして,

HKK2
我らがブンブン村からも,何人か参加していました。私を覚えている人もいて,挨拶も交わすことが出来ました。こんど,3月5日のお祭りの情報の教えていただきました。

HKK3
木工品,伝統織物,紙細工(ワヤンクリ,マレー凧など),鈴製品(ピューター),伝統楽器(ガムラン,サペなど),バティック,ソンケット,オランアスリの工芸品など,あらゆる物が売られていて,見て回るだけでも楽しかったです。


ランカウイ島のマングローブツアー2011/02/26 20:11


マングローブ1
1月程前になりますが,ランカウイに行きました。今回で2回目でしたので,名物のマングローブツアーに参加しました。

マングローブツアーは,ランカウイ島の北東部のKILIM地区の船着き場から出発します。事前に予約をすると,ホテルまでタクシーが迎えに来てくれます。直接Kg. KILIMのジェッティーまで行ってもいいですが,そうするとボート一艘貸し切りで,1時間RM200,2時間RM300,3時間RM400,4時間RM450です。写真のようなボートに乗って行きます。でも,ツアーに参加した方が良いです。日本人が主催しているツアーは,地球の歩き方などにも紹介されていて有名ですが,私はDev's Adventure Toursが主催するツアーに参加しました。大人一人がRM180で,ホテルへの送迎,昼食などついていて,ガイドさんも同行してくれます。
ランカウイの観光地では,様々な人たちがボートトリップについて勧誘して来て,一様にこのツアーより安い金額で参加できます。しかし,Dev's Touresは内容もガイドも最高でした。

マングローブ2
ガイドはSelvaさん。Nature Tripに力を入れておられる方で,知識も豊富です。まず,バッドケイブ,コウモリの洞窟を訪れます。この地区は石灰岩で出来ていて,地質時代からの地殻変動について詳しく解説をしてもらえます。さらに,この洞窟の先には,木道が整備されていて,マングローブの森を散策できます。その中で,マングローブの生態や,他の植物の特徴について解説があります。他のツアーがどんどん追い越して行く中,ゆっくりと詳しく説明され,さらに質問にも十分に答えていただけました。

マングローブ3

再びボートに戻って進んで行くと,蛇に出会いました。この日は2カ所で違う蛇を見ることが出来ました。
マングローブ4
きれいなマングローブの森です。ユネスコが重要な自然保護地区として指定しているそうです。
マングローブ5
森を抜けると,ボートは速度を上げ,島の間をびゅんびゅん進みます。そして,この先の誰もいないビーチで,しばらくの海水浴です。これも他のツアーには含まれていません。

マングローブ6

イーグルです。たくさんのイーグルが集まっているところがあります。他のツアーでは,パンを投げてイーグルを呼び寄せますが,このツアーでは生態系を壊してしまうので,イーグルフィーディングはしないポリシーだそうですガイドのSelvaさんは,道中に出会うプラスティックゴミをきちんと回収して,自然をとても大切にされている方でした。

マングローブ7

食事は水上レストランで。焼き飯とトムヤムスープとジュースです。子供たちは小さくて無料で参加しているのに,きちんと一人分の食事を出してくれました。

はじめは小さい子供がいるので心配していましたが,事前の「このツアーはどの年齢層の参加者もそれぞれの観点で楽しむことができます。心配要りません。」の言葉どおり,大満足のツアーでした。
ただ,全行程英語での解説になりますので,英会話の必要はあります。片言でも大丈夫ですが。同じボートで参加した他のグループの中にも小さな子供がいて,結構仲良くなれました。

参考
Dev's Nature Toursのページ   http://www.langkawi-nature.com/
Selvaさんのホームページ http://www.selvalangkawi.com

Kampung Orang Asli2011/02/05 22:42

Tanjung Sepat(セパット岬)というところの漁村が雰囲気が良くて楽しいということで,最近ブレイクしているみたいです。そこで,KLIA(KL空港)の南側のこの街へ行ってみました。が,中国正月なので,中華系がほとんどのこの街はほとんどの店が閉まっていました。
田舎道を車でうろついていると,Jambu Madu(蜂蜜グアバ:赤いグアバでほのかに甘い)の看板を発見。その路地に入ってみると,Awieさんの工房で,たくさんの木のクラフトが展示してありました。

Rumah Awie 1

Awie Alimさんはオランアスリ(マレーシアの原住民族)でグアバを育てるかたわら,木のクラフトをつくっています。

Kraf Awie

突然,現れた私たちにもかかわらず,大歓迎していただきました。家の周りの果樹を見せていただいたり,Jambuやヤシの実をごちそうになったり,楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

Pokok Jambu
Jambuの木です。今はシーズンではないそうで,花が終わった後で,40日後くらいから収穫が出来るそうです。Jambuには種はないので,刺し木で株をふやすそうです。

パパイヤ
これはパパイヤ。

家のまわりはきれいな花がたくさんありました。
Bunga raya

花
また,訪ねてみたいです。

Tg. Sepatへ
たぶんバスがあると思いますが,どうやって行けば良いのか分かりません。
ここがTanjung Sepatです。Awieさんの工房は,国道の山側を入った所です。

Air Panas Dusun Tua2011/01/23 23:44

マレーシアには温泉がたくさんあります。以前このブログでもいくつか紹介しました。ここは火山がありませんが,地下は地圧でそれなりに熱いので地盤に割れ目があるとそこか温泉がわき出すわけです。
さて,KLから東側の山を越えた所に,密かに温泉がたくさんあります。この地区は熱水が脇でしている場所が多いみたいで,川の水とまざってちょうど良い湯加減になっている所もあります。

Dusun Tua 1
写真はDusan Tua地区にある温泉です。道をドライブしていると,小さな池が合って,みんながふちに腰掛けているので,何だろうと思って寄ってみたら温泉でした。ただ,熱いのなんの。多分50℃くらいあります。足をつけるのですが,ほとんど我慢大会です。ただ,足湯の後はすべすべ,ぽかぽかになりますので,温泉の効能はあるはずです。やや,硫黄臭がして,無色透明と思われる湯です。「思われる」というのは,このプールの中には藻がたくさん生えていて,手入れをしていない水槽の中みたいだからです。

Dusan Tua 2

ここから数百メートルの所にも,自噴している場所があって,ここは銭湯のように男女別の湯船?があります。少し料金がかかりますが。こちらではバケツを持って来て,足湯なり,風呂なりをしています。

また,十数キロ離れて,池が温泉になっている場所もあります。こちらは良い湯加減ですが,池ですので下は砂です。魚やアメンボも一緒に入浴しています。

ここです。

Look Out Point2011/01/23 23:33

クアラルンプールは北と東を山に囲まれていますが,東側の(Ampangという地区のさらに向こうです)峠の途中にルウクアウトポイントという場所があります。ここはKL市内を一望できる場所で,レストランが何件かあります。
ここへ来たのは3回目になりますが,いつも天気が悪いです。特に今日はヘイズ(大気汚染)が激しく,加えてスコールが降っている場所もあるみたいでタワーもかすんで見えます。
ここは,夜景がきれいだと思います。今度は夜に来てみようと思います。

行き方
Ampangからタクシーしかありません。Look Out Pointを知らないドライバーもイルカと思いますので,Hulu Langatへ抜ける道を進んでもらうように頼むと良いです。ただ,帰りのタクシーはつかまらないので,待っていてもらいましょう。

http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=look+out&aq=&sll=3.13366,101.802406&sspn=0.068733,0.061197&brcurrent=3,0x0:0x0,0&ie=UTF8&hq=look+out&hnear=&ll=3.129975,101.795883&spn=0.068734,0.061197&z=14&iwloc=A

Thaipusam at Batu cave2011/01/20 23:57


Thaipusam 1

今年もヒンドゥ教のお祭り,タイプーサムに行ってきました。タミル歴のタイの月の満月の日に行われるこのお祭りは,痛いです。お祭りの意味自体は他の人たちに任せるとして,この痛い写真を見て下さい。

Thaipusam 2

Thaipusam 3


Thaipusam 4
鈴,みかん,りんご,ひも.....あなたはどれを刺したいですか。お参りしている人たちは完全にトランス状態です。大音響の太鼓部隊を引き連れて,次々とバトゥーケイブの階段を上って行きます。

Thaipusam 5
ここは,寺院の外側にある川岸です。この川で沐浴をして,トランス状態に入ってから,針や矢を体のいたる所に刺して出発します。

もちろん,参道には髪の毛を剃ってくれる散髪屋台がたくさん出ていました。

Thaipusam 6

その前では,ヒンドゥーの団体が無料の仕出しを配っていました。私も一ついただきました。焼きそば(ミーゴレン)でしたが,これが何と言うか,独特のスパイスがきいていて,口の中がトランス状態になってしまいました。でも,隣のテントではみかんと水を配っていたので,助かりました。
バトゥーケイブはすさまじい人で,押されたり,引かれたり,転んだら命を落とすかもしれないなぁという感じでした。タミールパワーを感じた一日になりました。

で,今日は用事があって中華街まで行きましたので,ついでにスリ マハマリアマン寺院を見てきました。KLの中心地にあるこのヒンドゥー寺院がタイプーサムの本拠地で,ここから神輿がバトゥーケイブまで往復するんです。
Sri Mahamariamman Templ

行き方
タイプーサムの日は,バトゥーケイブ周辺は大渋滞です。KTMコミューターが臨時列車をたくさん出していますし,KL内のバス停に立っていたら,バトゥーケイブ行きの臨時バスがたくさんやってきます。

スリマハマリアマン寺院は中華街のJalan Petalingのすぐそばです。Jln Petalingの出口からモノレールPasar Seni駅へ歩いて行く方向にあります。寺院に入るときには入り口で靴や靴下を脱いで,裸足になりましょう。

Kg Sungai Bumbun2011/01/11 22:48


Bumbun 1
ぶんぶん村はクランの近くにあるオランアスリの村で,木の彫刻を作っているので有名です。以前も紹介しましたが,もう一度おとずれました。

Bumbun 2
すばらしい彫刻です。

Bumbun 3

Bumbun 4
今年もお祭りがあるそうで,3月5日(土)の9:00AMからだそうです。ぜひもう一度訪れて,お祭りを見てみたいと思います。

行き方
たぶん,この辺りです。

http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=sungai+bumbun&sll=2.853205,101.385612&sspn=0.275003,0.244789&brcurrent=3,0x0:0x0,0&ie=UTF8&ll=2.848919,101.411018&spn=0.137502,0.122395&t=h&z=13


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